おはようございます、小宮です。
あなたのお店では商品を展示していますか?
「陳列」の間違いではありません。「展示」です。
私が育った家電・パソコンの世界では、商品は「陳列」するモノではなく「展示」するモノでした。
陳列と展示はどう違うのでしょうか?
私が店長だった頃は次のように使い分けていました。
パソコンを箱から出し、OSをセットアップし、お客が実際に見て触って体験できるようにすることが展示でした。
一方、同じパソコンでも売場に箱積みするときは陳列と言っていました。
ちなみに意識していたわけではありません。そのように身体に染みついていたのです。
VMDの用語で言えば、VP(ビジュアル・プレゼンテーション)とPP(ポイント・プレゼンテーション)が展示、IP(アイテム・プレゼンテーション)が陳列というイメージです。
え?余計わかりにくい?それは失礼!
ただ、たまにはこう言う難しそうなことを書いておかないとアレなので・・・
展示する最大のメリットは商品を使うイメージを提供できることです。
どうして商品を使うイメージを提供するのだと思います?
この方が売れるからです。
人は使い方がわかると商品がほしくなるものです。
パソコンに触ったことがない人、使い方がわからない人は「パソコンなんか必要ない」と言います。
だって知らないから。
ところが、実際にパソコンを触り、「自分でも使えそうだ」と感じ、さらに自分のメリットになる使い方があれば欲しくなります。
商品を欲しくさせるセールスマンは一流どころです。二流のセールスマンは欲しいお客に売ることしかできません。
商品を「展示」すると、一流セールスマンがいなくても商品を欲しくさせることができるわけです。
あなたも商品を展示してみませんか?
展示にお薦めの場所は通路沿いのエンド、柱廻り、壁際です。
中でも特にお勧めなのが通路沿いのエンド。
ココ、圧倒的多数のお店が特売品スペースになっています。
特売品を売って儲かるならいいんですよ、そのままで。
でも儲からないなら?
まずは特売品のスペースを一つ、展示スペースに変えてみて下さい。
展示についてもう少し知りたいですか?
展示に関する実務的なテクニックは11月11日のメールマガジンに書きます。
メールマガジンの登録はお済みですか?
コメント