おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
売場で重宝する言葉があります。
ものすごく使える言葉なのに、どういうわけか接客基本用語にはありません。
と言うか、接客基本用語に加えている店を私は知りません。
あなたのお店はどうでしょうか?
売場で重宝する言葉は接客基本用語にあるでしょうか?
接客基本用語は次の通り。
- いらっしゃいませ
- かしこまりました
- 少々お待ちください
- 大変お待たせいたしました
- 恐れ入ります
- 申し訳ございません
- ありがとうございます
- またどうぞお越しくださいませ
店によって5つだったり10個だったり、また、細かい言い回しの違いはあるでしょう。
しかし、ほとんどはこの8つのバリエーションでしょう。
では、私が売場で重宝するのに接客基本用語にないフレーズとは?
それは「失礼ですが」と「失礼致しました」です。
「恐れ入ります」と似ているようですが違います。
「恐れ入ります」は「お客様に面倒をおかけする」というニュアンスです。
「失礼ですが」と「失礼致しました」は、文字通り、お客に失礼なことをするときに使います。
「お客様に失礼があってはならない」のですが、現実には失礼をすることもあります。
たとえばお客に予算を聞く状況はよくあることです。
人様の、それもお客様の財布の具合を聞くなど、本来失礼千万なことです。
でも、より良い商品を提案するためには必要なんですね。
そういうときに便利なのが「失礼ですが」です。
「大変失礼ではございますが、ご予算はおいくらくらいでお考えございますか?」
そして予算を聞いた後に便利なのが「失礼致しました」です。
「失礼致しました。ご予算は1万円ですか。それでしたらこちらの商品はいかがでしょう」
かなり失礼なことも、この2つのフレーズで挟めば何となく許されてしまうから不思議です。
「失礼ですが」と「失礼致しました」
接客基本用語に加える価値、ありますよね?
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