おはようございます、小宮です。
「安物と思わせてはいけない」とは陳列NGの一つです。
お客は安いモノを買うのではありません。価値の高さの割に安いモノを買いたいのです。
私たちはこの種の勘違いをしやすいので気を付けましょう。
たとえば、消費期限間近な商品や型落ち、流行遅れの商品は、売り手からすると価値が落ちる商品です。
まあ、だから安く売るんですが、だからと言って安物に見えるとお客の購買意欲を刺激できません。
私は型落ちの商品をワゴンに文字通り放り込んで、乱雑に陳列して売っていたことがあります。
さっさと処分したいのでこうしていたんですが、この売り方だと「この価値でこの安さ」と言う売り方はできないんです。
だって、誰がどう見たって価値がありそうに扱われてないですからね。
絶対的な価格が安くないと売れないんです。
だから、なかなか売れません。
値下げを繰り返して、大損をしてやっと処分すると言うことを繰り返していました。
実は、商品をきれいに磨いて、ラミネートで梱包し、丁寧なPOPを付けた方が、ずっと高い価格で、かつ、もっと早く売れます。
誰がどう見ても、こちらの方が価値がありそうに見えますからね。
ぶっちゃけ、数十円、数百円の損ならワゴンに乱雑に放り込んでもいいかもしれません。
しかし、それ以上の損が出るなら「価値を高めて売る」ことをお勧めします。
お客は安いモノが買いたいのではありません。価値が高い割に安いモノが買いたいのです。
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