おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
ビジネスのマネージメントサイクルは、PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(評価)の3つを繰り返すことだと言います。
しかし、こと、店に限っては少し違うと私は思います。
とは言っても違うのは、順番が、ですが。
店の商売は、まずは観察から始まるべきです。
新しい店を開店する、あるいは売上不振店の店長を任されるなどの場合、まずやるべきことは観察です。
何を観察するのでしょうか?
全部です。
POSデータを見るのも大切ですが、何よりも今店で何が起こっているかを、自分の目で見ることが重要です。
そして見たことから仮説を立てるのです。
くだらない例ですが、子供を連れた男女が多いのであれば、家族連れが多いのではないかと言う仮説が思いつきます。
だから、家族連れが喜ぶ商品を品揃えする、あるいは、子供が食い付きそうなイベントを企画する、と言ったアイデアが生まれます。
あとは実行です。
製造業は仮説だけで突っ走ることはできません。失敗したら会社に大損害を与えかねないからです。
しかし、私たちは違います。
売場で実現できるアイデアなどたかが知れています。
仮説が正しいとか間違っているとか、そんな無駄な議論を戦わせるより、取り敢えずやってみればいいです。
仮説が正しければ、お客様が集まるとか、売上アップと言う結果が、「すぐに」得られるだろうし、そうでなければ売れません。
だから、評価はカンタンです。
売れたか売れないかだけ。これほどわかりやすい評価はありません。
したがって、私たちのマネージメントサイクルは次の通りです。
- 観察(CHECK)
- 仮説(PLAN)
- 実行&評価(DO)
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