おはようございます、小宮です。
私なんかが言うまでもないことですが、買い溜めは不況を招きます。
理由は極めて単純で、需要とお金の先食いだからです。
とは言っても、先がわかるといろいろ手が打てます。不況が来るとわかれば今やるべきこともわかります。
日用品を扱う店は、売れるうちに売れるだけ売っておきましょう。
「買い溜めはやめましょう」と言ったって買い溜めをやめるわけがありません。逆ギレされるだけです。
買い溜めしたくなるのは理性ではなく感情の問題です。言葉で言ってやめるような人はそもそも買い溜めなどしないのです。
だから、商品を揃えて買いたいだけ買わせてあげましょう。
「商品が手に入らない」と匙を投げるのは商売人の風上にも置けません。そういうヤツに限って今取引している問屋にしか聞いてないんです。
問屋は日本全国津々浦々にあるんですよ?
問屋をマメに当たればどこかしら商品はあるはずです。
「商品が手に入らない」と言い訳するなら日本中の問屋に問い合わせてからにしましょう。
ちなみに、メーカーや小売りは在庫を持たないようになっていますが、これができるのは問屋が在庫を持っているおかげなんです。問屋が日本のサプライチェーンシステムを支えているんですね。
さて、問題なのは非日用品です。
趣味性の高い商品を扱う店などは「既に不況が始まっている」ようです。
まあ、買い溜めする、イコール、他に使うお金がなくなるということなので当然の現象です。
不況の商売のコツは、「不況だからこそ必要な商品」と言う見せ方をすることです。
今なら、「震災直後だからこそ必要な商品」と言う見せ方もできるでしょう。
あなたの商品で「不況だからこそ必要な商品」、「震災直後だからこそ必要な商品」を探してみてください。
たとえば、「インターネットは震災に強い」と言う評判が定着したので、PCショップや携帯電話ショップの人は早速キャンペーンを打つべし、です。
このような商品は探せばいくらでもあるはずですが、もし、万が一見つからなかったら、次のようなキャンペーンはいかがでしょう。
ほしいものを買って経済を動かそう!
ほしいものを買うことが東北の助けになります!
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