あなたはこんなことはありませんか?
「今日中に××円の売上が必要だ」
一番よくあるパターンは月末でしょう。このペースだと計画に足りないと言ったケース。
本当はそうなる前に手を打っておくべきなんです。でも、追い込まれるまで行動しないから凡人なんですね。
こんなとき、あなたはどうしていますか?
諦めると言う選択肢があります。ただ、どの会社でもそうですが、計画は100%達成して評価されます。たとえ計画比99%でも、未達は未達なのです。それでは評価されないのです。
だから、計画を達成することにどれだけ執着できるか。ここが、できる店長とそうでない店長の分かれ目なのです。
とは言っても、今日中に売上が必要な場合、できることは限られます。売上アップの方程式で言うと、客数を増やす方法はないに等しいので、来店したお客により多く買ってもらうことが重要です。
そのためには「本日限り」が武器になります。本日限りで、値引きをするか、オマケを付ける方法です。
「ノルマに足りないので、今日だけ安くするから買ってって!」
「ノルマに足りないので、今日だけオマケを付けるから買ってって!」
「今日だけ安くする」とだけ言うより、「ノルマに足りないので」と言った、正直な理由を言うが「本日限り」の説得力がまします。恥ずかしかったら他の理由でもいいので、必ず本日限りの理由を説明しましょう。
ただし、全品を値引きしたり、おまけを付けてはいけません。全品でやるとドンブリ勘定になって、売上は上がったけど全く儲かっていなかったなんてことになりかねませんからね。
重要なのは儲けです。売上目標は絶対ではありません。あくまでも儲けの目安なのです。
本日限りの値引きをするなら、タイムサービスにして、商品ごとに分けて値引きを行いましょう。その方がイベント性もあって店内も盛り上がります。店内が盛り上がれば、お客も勢いで買ってしまいます。
ここまでは客単価を増やす方法ですが、売上を上げるには客数を増やす方法もあります。しかし、今日売上が欲しい場合、客数を増やすためにできることはほとんどありません。
今日売上が欲しいときにできるのは、街頭に出てチラシを配るくらいです。まあ、チラシを作れたとして、ですが。
この方法をカンタンだと思った人は要注意です。街頭でチラシを配るには道路使用許可が必要で、すぐに手に入るものではありません。あなたは知っていましたか?
道路使用許可は、チラシを配る配らないに関係なく、事前に取っておきましょう。使わなくても文句は言われません。ちなみに申請先は地元の警察署です。
こう考えると、やっぱりメールって楽なんですね。あなたのお店も、お客のメールアドレスを取得することを考えましょう。
メールなら、必要なとき、すぐに多くのお客に届けることができます。短期間で売上が欲しいときは必須のアイテムです。
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