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米国トイザらスの経営破綻

歴史は繰り返すってことで。

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

ちょっと出遅れた感は否めませんが…米国トイザらスが経営破綻しました。

とは言うモノの、日本で言う民事再生法を申請とのこと。今の経営陣で立て直しを図るようです。

たぶん、トイザらスが市場から退場することにはならないでしょう。

ニュースではamazonにやられたと言われています。

amazonを軽視するわけではありませんが、私は「小売の輪」に過ぎないと思います。

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カテゴリーキラー

トイザらスはカテゴリーキラーと言われる業態の店です。

カテゴリーキラーとは、商品の専門性が高く、品揃えの幅も深さも大きく、かつ、価格も安い、大型量販店です。

トイザらスは玩具を専門にしたカテゴリーキラーです。

他にカテゴリーキラーと言われる店は、DIY商品を専門にしたホームデポ、オフィス用品を専門にしたオフィスデポがあります。

ちなみにスポーツ用品を専門にしたスポーツデポは日本企業です。

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なぜトイザらスは利益を出せなくなったのか?

学者や評論家の一部はamazon脅威論をぶち上げています。

たしかに、米国ではamazonによって小売業が壊滅的な打撃を受けていると言われています。

でも、トイザらスについてはちょっと違うと私は思います。

それはこう言うことです。

トイザらスの躍進によって、ライバルは玩具の価値に気づきました。

「玩具はそんなに売れるのか」と。

すると、必ず誰かがこう考えます。

「それだけ売れると言うことは、お客もたくさんいると言うこと。玩具を目玉にすればたくさんのお客を集めることができる。たとえ玩具が赤字でも、他の商品で稼げる」

それを実行したのがamazonであり、ウォルマートです。

玩具を赤字で売られたらトイザらスはきついです。

彼らは玩具しか売るモノがありませんからね。

トイザらスが利益を出せないのは当然と言えるでしょう。

コレは「小売の輪」と呼ばれる、小売の世界ではよくある話です。

小売の輪

小売の輪とは、安さを武器に成長した店は、安さを武器にした店に滅ぼされるというモノです。

トイザらスの経営破綻の原因は価格競争の敗者になってしまったことです。

皮肉なモノです。トイザらスの躍進は価格競争の勝者になったことなのに。

よく「安売りでは大手に勝てない」と言いますがウソです。

コレが本当なら安売りで勝負を挑む新興勢力など、あるはずがないからです。

たとえば2兆円企業となったヤマダ電機。

彼らは大きくなってから安売りを始めたのではありません。

北関東の小さな電気屋だった頃から安売りをしていたのです。

彼らは安売りによって2兆円企業になったのです。

安売りはお客様にメリットがわかりやすいので、短期間に規模を拡大できるメリットがあります。

しかし、規模が大きくなれば経費も大きくなります。また、売上は景気の影響を受けやすくなります。

安売りだけでは規模を維持していくことは難しいと言えるでしょう。

安売りの正しい使い方

安売りでは儲けることはできません。

安売りで儲けるにはたくさん売らなければなりません。

たくさん売るにはたくさんのお客様が必要です。

そのような商売が難しいのは明らかです。

では、安売りなんかしない方がいいのでしょうか?

それはちょっともったいない。

安売りすると短期間でたくさんのお客様を獲得できるからです。

つまり、安売りだけで終わらせない仕組みを作ればいいわけです。

特売品だけでなく、関連商品や上位商品を買って頂く工夫などです。

儲ける仕組みを作ってから安売りすればいいです。

あなたがトイザらスのようになりたくないならこの方法がおすすめです。

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