パソコンが好きな人(オタクパワーユーザー)は、何台もパソコンを持っているのにパソコンを買います。大して機能が違うわけでもないのに…。
でも、買いたいんだから仕方ありません。オタクパワーユーザーには売ってあげるのが親切な売り手です。
しかし、商品を使う人がみなオタクパワーユーザーな訳ではありません。
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ライトユーザー
パソコンを使っていても、必要に迫られて、あるいは、道具として使っているだけかもしれません。
と言うか、こういう人の方が圧倒的に多いんですね。私はこうしたお客のことをライト・ユーザー(和製英語です)と呼んでいます。
オタクはオタクで大事にしなければなりませんが、大きな売上が見込めるのはライト・ユーザーの方なんですね。
ただ、ライト・ユーザーは商品に興味があるわけではないので、普通に商品をアピールしても動かすことはできません。買い換えるためのニーズやウォンツに気づかせる必要があります。
もっとも、ニーズ・ウォンツに気づかせるには、メッセージを伝える手段(住所、電話番号、メールアドレス)が必要ですし、手段がなければ、リピートさせる品揃えと売場作りが必要です。
このいずれかの仕組みがあるなら、ライト・ユーザーの買い換えを促すために下取りセールを実施をお勧めします。
下取りセール
新しい商品を買うには、置き場所を作る必要があります。置き場所を作るのにもっとも手っ取り早いのが古い商品を処分することです。
だったら「古い商品は店が引き取りましょう!」ってのが下取りセールの狙いです。
下取りセールは、成熟商品の販促策としては定番の方法です。
もし、お客から「場所がないから」とか、「まだ使えるから」と聞くなら、ぜひ一度下取りセールを試してみてください。
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