Googleに嫌われました。今回は自分のミスが原因です。
7月13日にGoogleで検索順位の大変動がありました。
大変動の詳細はこちらのページが詳しいです。
↓
https://seolaboratory.jp/94372/
この大変動で私のサイトも打撃を受けました。
このグラフを見ると、ある時を境に右肩下がりなのがわかると思います。
今まで検索結果の1ページ目にあった記事の多くが2~5ページ目まで落ちました。おかげで検索エンジンからの訪問が半分以下になっています。
こうなると新規のお客様の獲得に響きますが、幸い「売れる店」というキーワードだけは1ページ目を維持しています。そのため、新規客獲得という視点では、そこまでひどいことにはなっていません。
それでもサイトを運営していて、人に見られないというのは意欲に関わります。そこで原因を調べてみました。
なぜ、このサイトはGoogleに嫌われてしまったのか?
理由はカンタンです。Googleが言うところの低品質コンテンツが多いサイトと評価されてしまったのです。
このサイトは似たような記事が多いです。実際、日付が古い記事は読まれないので、わざとこういう作りにしていました。
ところが2年前、Googleはこのようなサイトを低品質コンテンツとして、評価を下げるように修正しました。
私のサイトも2年前、評価を下げられ、ちょうど今と同じような訪問者数まで落ち込みました。
以来、コンテンツの見直しを行ってきました。低品質コンテンツと思われる記事をリライト、削除、またはnoindex化してきました。そのため、先月は評価を下げられる以前の水準までアクセス数が戻ってきていました。
それで満足しておけば良かったのですが……。
WordPressのテーマを変えたくなった
このサイトはWordPressというブログ作成プログラムで動いています。
WordPressとは、ブログやサイトを作成できるオープンソースのプログラムです。WordPressは世界の上位1000万のサイトの3分の1以上で使われていると、開発元は報告しています。
↓
https://wordpress.org/news/2019/03/one-third-of-the-web/
WordPressにはテーマという仕組みがあって、テーマを入れ替えることで見た目を変えることができます。
このサイトではWordPressに付属している、twentytwelveをカスタマイズしたテーマを7年ほど使ってきました。
さすがに7年も使っていると飽きてきます。それで新しいテーマを探していました。見つけたのがcocoonというテーマです。日本人が作っただけあって、細かいところに配慮が行き届いたテーマです。
cocoonの詳細についてはこちらを見てください。
↓
https://wp-cocoon.com/
先月末からテストとカスタマイズを進め、7月9日に本番環境に移行しました。
最大のミス
私の最大のミスがココで起こります。
WordPressのプラグインYoastSEOを削除してしまったのです。
プラグインとは、WordPressの機能を拡張できるプログラムです。WordPressが多く使われている理由は豊富なプラグインにあると言っていいでしょう。
YoastSEOが何をしていたかというと、低品質コンテンツと思われる記事をnoindex化していたモノです。
noindex化とはGoogleにこの記事は検索結果に載せないでくれと指示することです。つまり、YoastSEOを削除すると言うことは、低品質コンテンツをGoogleに登録してと指示するに等しいです。
なぜ、YoastSEOプラグインを削除したのかというと、cocoonにはnoindex化できる機能が標準で入っているからです。それを使って少しずつnoindex化していこうと考えていたのですが……。
そこに7月13日の大変動。アクセス数が激減し、気づいたときは後の祭り。この2年あまりの努力はあえなく無に帰したのでした。
何かを変えるときは少しずつ変えよう
ココで教訓。
「何かを変えるときは少しずつ変えよう。一気に全部変えるとトラブルの原因になる」
私の場合、WordPressのテーマを変えるという大手術と同時に、プラグインの整理を行ったのが敗因でした。
もちろん、アクセス数が激減した原因は他にあるのかもしれません。しかし、それまでアクセス数は順調に推移していました。ビフォーアフターの違いはYoastSEOのnoindexくらいしかないのですから。
これからまた、地道にnoindex化をしていきます。順位が上がったらコレが原因で決まりでしょう。
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