タグ別アーカイブ: 見せ筋

「なぜ見せ筋とか言う売れない商品が必要なのですか?」

売れる商品をもっと売るためです。

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

早乙女さんから「なぜ見せ筋とか言う売れない商品が必要なのですか?」と言う質問を頂きました。

> 店長養成講座を最初から読んでいますが、
> 品揃えについて、売上を上げるには
> 売れ筋だけではなく、集め筋、儲け筋、
> 見せ筋も必要とありました。
>
> 集め筋と儲け筋はわかります。
>
> 集め筋はお客様を集めるのに必要で、
> 儲け筋は利益を稼ぐのに必要なのはわかります。
>
> しかし、見せ筋とか言う、売れない商品は
> 本当に必要なのでしょうか?

見せ筋は売れ筋をもっと売るために必要です。

見せ筋の使い方は2つあります。

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売れ筋だけで良いの?悪いの?どっちなの?

おはようございます、小宮です

9月26日の記事「売れ筋ばかりだと売場がつまらなくなる?」に”通りすがり”さんからコメントを頂きました。

この記事では「おもしろい売場とは欲しい商品=売れ筋がたくさんある店」、以前の記事では「売れ筋に絞り込んではいけない」、「矛盾している。適当なこと言い過ぎ」というご指摘だと思います。

「思います」というのにはちょっと理由があります。

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死に筋をなくせば売れるのか?

おはようございます、小宮です。

あなたは「売場から死に筋を排除せよ」と言う指示を受けたことはありませんか?

イトーヨーカ堂が飛躍的に業績を伸ばした要因の一つは「業革」と言うプロジェクトです。その「業革」で、中心となった施策が「死に筋を排除せよ」である。と言う話が、当時のビジネス誌や経済紙を中心に盛んに取り上げられました。

流行に敏感な若い女子と同様、おっさんも新しいビジネスノウハウには敏感です。しかも、この方法、実践がカンタンなので瞬く間にブームとなって、私がいた会社にも押し寄せました。

まあ、どんな基準で死に筋とするかは、商品によって違います。私がいた会社では、90日に1個も売れないものが死に筋とされました。どうするかを報告する義務が負わされました。

幸いなことに、当時の経営幹部は商売人だったため、「見せ筋」があることを理解していました。「この商品は見せ筋です」と報告すれば、それ以上のお咎めはありませんでした。

しかし、業績が悪化し、財務屋が主導権をとるようになると話は変わりました。見せ筋が通らなくなりました。

「1個も売れないなら、お客が必要としない商品。そんなものはいらない」

言うことはもっともです。何しろ、見せ筋が役に立っているかどうかを数字で証明することは不可能ですからね。

正直言うと、当時、私も見せ筋が本当に役に立っているかは確信が持てませんでした。だから、大した抵抗もせず、見せ筋も含めて死に筋は処分してしまいました。

これで売れればよかったんですが、結局、この会社の業績が回復することはありませんでした。

見せ筋は本当に役に立っているのか? それとも財務屋の言うとおり、結局、売れないものは必要ないのでしょうか?

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