なぜ「みんなで話し合う組織」ほど、判断を誤ってしまうのか

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それは、多数派は常に間違っているからです。

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

ダイヤモンド・オンラインのメルマガを見ていたら、この件名と同じタイトルを見つけました。と言っても、パクったのは私の方ですが。

その記事は冒頭を読んだだけです。どうやら会議の進め方に言いたいことがあるようです。私はそれには興味がありません。そこでタイトルだけパクらせてもらいました。

私がこのタイトルを見て、答えとして頭に浮かんだのが冒頭の言葉です。

商売の話です

念のために言っておくと、私は民主主義を否定するつもりはまったくありません。ましてや、私以外みんなバカと言いたいのでもありません。

私は商売の話をしているだけです。

なぜ、多数派は常に間違っているのかというと、商売は人がやらないことをやる方が儲かるからです。

ソフトウェアがタダで配られていた時代、ポールとビルはソフトウェアを売ってビジネスにしようと考えました。「そんなことは不可能だ」と言われても二人は会社を作りました。それがMicrosoftです。

二人のスティーブは個人がコンピュータを所有する時代が来ると考えて、アップルを作りました。アップルは資金を調達するのに苦労しました。誰も「個人向けのコンピュータなどあり得ない」と思っていたからです。

もし、彼らが多数派にしたがっていたら、パソコンもスマートフォンも存在していなかったかもしれません。

この例はスケールがでかすぎますね。でも、たとえば、カリスマ社長のやることは周りが理解できないことがあります。

私が勤めた会社の社長がこのタイプでした。会議で多数派に従うことはまったくありませんでした。たぶん、「多数派? 何それ、おいしいの?」と思っていたに違いありません。創業社長はどうしてもそうなりがちですが。

出店に反対されても…

私が最初に店長を務めた店は百貨店のテナントでした。

この出店については副社長を筆頭に――ちなみに副社長は管理部門のトップを兼任していました――、営業部門の幹部全員が反対したそうです。

「あのSCは死にかけている」と言うのが業界の評価だったからです。その百貨店が出してきた条件ではとてもペイできないというのが全員の意見でした。

しかし、社長は聞く耳を持ちません。反対を押し切ったわけです。彼には他の幹部が見えていないことが見えていたのでしょう。

ただし、計画数値に関しては副社長の意見が通りました。社長は年商20億行けると言いましたが、副社長は10億がいいとこだと主張しました。結局、管理部門のトップの顔を立てる形で計画が決まりました。

いざ開店してみると、売上は当初計画の倍。

それでは計画の意味がありません。結局、開店した3日後、計画は年20億円に上方修正されました。

みんなで話し合っていたら?

もし、この会社が「みんなで話し合う組織」だったら?

年商25億円を売る店は生まれなかったのです。なんせ、社長以外、全員出店に反対だったのですから。

また、会社としては、アキバと大阪日本橋以外に出店する初めての店でした。もし、この店を出店しなかったら、そして成功しなかったら、全国に19店舗を展開するパソコン専門店チェーンは生まれなかったかもしれません。

ついでに言うと、小宮秀一という人間も今存在していなかったでしょう。私を店長に指名したのもやはり社長です。一部の反対を押し切ったそうです。つまり、今私がここにいるのは社長のおかげというわけです。

商売は、人と同じことをやっていたのでは絶対に勝てないです。人のやらないことをやればダントツになれます。ローソンやファミリーマートがセブンイレブンに勝てないのはそれが理由なわけで。

だから、商売においては、多数派は常に間違っていると言えるのです。

商売で結果を出したいなら、多数派の逆をやればいいのです。もっとも、それが一番難しいのですけどね。

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