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そう見えなかったので「御社はお客様第一ですか?」と聞いてみたら怒られた

経費削減しか頭にない店長がやりがちなことです。

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

先週、急用で北関東まで行ってきました。

私は急用は入れない主義です。

たとえば、急なコンサルの依頼はすべて断っています。

そんな私が急用で動くのは、昔からお世話になっている方の頼まれ事だけです。

今回も「知り合いの店が困っている。見てやってほしい」と言われて出かけました。

店は寂れたSCの中に入っているテナントでした。

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原因は一目瞭然、でも?

その雑貨店は入口を入ったスグの場所にありました。

雑貨店を一等地に置いている時点でSCの寂れ具合が伝わると思います。

私は店を見てスグに問題点に気づきました。

ただ、どうしてこんな、一目瞭然な問題が放置されているのか?

こっちの方が気になりました。

理由は店に入ってスグにわかりました。

この雑貨店の店長はお客様より自分の都合を優先する人だったのです。

念のため店長に聞いてみました。

ちなみに彼はオーナー店長ではありません。

店長に聞いてみた

「御社はお客様第一ですか?」

すると店長はバカにされたと感じたようです。

「失礼だな、あんた!んなもん、当たり前に決まってるじゃないか!!」

「では、どうしてこんなに売場が暗いのですか?」

「え?」

「お客様第一とは?」という説教が続くモノだと思っていた、店長は意表を突かれたようでした。

もちろん、それを狙いました。

「店長さん、この値札、読めますか?ココに来て見てください」

店長は「え~っとですねえ」と言いながら商品を店の外の通路へ持って行きました。

「445円です」と店長。

「店の外に持って行かないと値札が読めないんですね」

「…はい」

「それってお客様第一ですか?」

無言の店長。

「店長!!どうですか?」と強く言う私。

「違います」と小さな声が。

「では、お客様第一ならどうしたらいいですか?」

「蛍光灯を元に戻します」

なぜ売場が暗くなるのか?

こんなに暗い売場を作る、間抜けなデベロッパーはいません。

売場が暗い理由は、売場の蛍光灯を間引いたからです。

でも、売場の照度にはJIS規格があって、その明るさを維持できるように設定されています。

間引いたら不適切な照度=暗い売場になるのは当たり前ってことです。

暗い=店内がよく見えない=怖い=入らない

こういう悪循環が続いてしまったというわけです。

元に戻したら…

店長と一緒に蛍光灯20本(!)を元に戻しました。

ビフォーの写真と比べれば違いは一目瞭然。

また、素通りする人ばかりだったのに、明るくした途端、入店するお客様が増えました。

「来店客を増やすのってこんなカンタンなことだったんですね」と店長。

そうです。

店作りには誰も知らない秘密のノウハウも、米国生まれの画期的ノウハウもないのですから。

私のミッションはコレにて終了。

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